背景
レモングラスはイネ科の多年草で、インドやスリランカなどの熱帯アジアが原産です。
日本では「レモンソウ」や「レモンガヤ」とも呼ばれます。
爽やかなレモンのような香りを持ち、料理やハーブティー、アロマテラピーなど幅広い用途で親しまれています。
また、虫除けや消臭効果もあることから、生活の中でも活用されています。
特徴
レモングラスは、細長く鋭い葉を持ち、草丈は80〜120cmほどに成長します。
葉や茎には「シトラール」という成分が含まれており、これがレモンに似た香りの主成分です。
この香りは、リラックス効果や集中力の向上、抗菌・消臭作用などが期待されます。
利用法
- 料理:東南アジア料理では、スープやカレー、炒め物などに使用されます。特に茎の部分は香りが強く、細かく刻んだり、潰して香りを引き出してから料理に加えます。葉の部分は、煮込み料理の香り付けや、香りを移すために使用され、調理後に取り除かれることが多いです
- ハーブティー:乾燥させた葉や茎を使用してお茶として飲用されます。爽やかな香りと味わいが特徴で、リラックス効果や消化促進が期待されます
- アロマテラピー:精油として利用され、リフレッシュやリラックス、虫除けなどの目的で使用されます。また、消臭スプレーやマッサージオイルの香料としても活用されています
- 生活用品:虫除けスプレーや防虫剤、消臭剤などに利用され、自然な香りで生活空間を快適に保つために使用されています
ハーブティー
レモングラスを使用しているハーブティーはこちらです。
7月:レモンハーモニー