背景
ローレルは、地中海沿岸原産のクスノキ科の常緑高木で、日本では「月桂樹(ゲッケイジュ)」や「ローリエ」とも呼ばれます。
古代ギリシャ・ローマ時代には、勝利や栄光の象徴として月桂冠に用いられ、料理や薬用としても広く利用されてきました。
特徴
ローレルの葉は光沢のある濃緑色で、乾燥させると芳香が増し、料理の風味付けや臭み消しに効果的です。
主な成分には、シネオールやユージノールなどの精油が含まれ、消化促進や抗菌作用が期待されます。
利用法
- 料理:煮込み料理やスープ、マリネ、ピクルスなどに使用され、肉や魚の臭みを抑え、風味を引き立てます
- ハーブティー:乾燥した葉を用いたお茶は、消化促進やリラックス効果が期待されます
- 入浴剤:葉をお風呂に入れると、爽やかな香りが広がり、リフレッシュ効果や疲労回復が期待されます
- 防虫剤:乾燥した葉を衣類の収納に入れると、防虫効果があるとされています
ハーブティー
ローレルをを使用しているハーブティーはこちらです。
6月:プレシャスタイム