背景
ホーステールは、トクサ科の多年生シダ植物で、日本では「スギナ」として知られています。
古代ギリシャやローマ時代から薬草として利用されており、特にその高いミネラル含有量と再生力の強さから、伝統医学で重宝されてきました。
日本でも、春に見られるツクシ(胞子茎)とスギナ(栄養茎)は同じ植物の異なる形態であり、古くから民間療法やお茶として親しまれています。
特徴
ホーステールは、細長く節のある茎を持ち、見た目が馬の尾に似ていることからその名が付けられました。
この植物は、ケイ素(シリカ)を豊富に含み、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄などのミネラルも多く含有しています。
これらの成分は、骨や皮膚、髪、爪の健康維持に寄与するとされています。
利用法
- ハーブティー:乾燥させたホーステールの葉や茎を使用したお茶は、利尿作用やデトックス効果が期待され、むくみや尿路の健康維持に利用されています
- サプリメント:粉末やカプセル形態で摂取され、骨密度の向上や髪・爪の強化を目的とした健康補助食品として利用されています
- 外用:ホーステール抽出物を含むクリームやオイルは、皮膚の再生促進や創傷治癒を目的として使用されることがあります
注意点
腎臓疾患をお持ちの方はご使用をお控えください。
ハーブティー
ホーステールを使用しているハーブティーはこちらです。
5月:グリーンブリーズ