フェンネル

ハーブ

背景

フェンネルは、セリ科の多年草で、地中海沿岸地域が原産です。
日本では「ウイキョウ」とも呼ばれ、古代ギリシャやローマ時代から料理や薬用として利用されてきました。
その甘い香りと独特の風味から、世界中の料理やハーブセラピーで広く親しまれています。

特徴

フェンネルは、細長く羽のような葉と、夏に咲く黄色い小花が特徴です。
草丈は最大で2メートルに達することもあります。
株元が白く肥大する「フローレンスフェンネル」は、野菜としても利用されます。
主な芳香成分にはアネトール、フェンコン、エストラゴールなどが含まれ、甘い香りとともに消化促進や抗菌作用が期待されます。

利用法

  • 料理:葉はサラダやスープ、魚料理の香り付けに使用され、種子(フェンネルシード)はスパイスとしてパンやカレー、ピクルスなどに利用されます。株元の鱗茎部分は、生でサラダに、または加熱してグラタンやスープに加えるなど、幅広い料理に活用されます
  • ハーブティー:フェンネルシードを使用したお茶は、消化促進やリラックス効果が期待され、食後の飲用に適しています
  • 薬用:伝統的に、フェンネルは消化不良や腹部の膨満感、咳の緩和、母乳の分泌促進などに用いられてきました

ハーブティー

フェンネルシードを使用しているハーブティーはこちらです。
6月:プレシャスタイム

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