背景
ローズマリーは、地中海沿岸原産のシソ科の常緑低木で、和名は「マンネンロウ(迷迭香)」です。
古代ギリシャやローマでは記憶力を高める象徴とされ、宗教儀式や薬用、料理など多岐にわたって利用されてきました。
現在では、料理やアロマテラピー、園芸など幅広い分野で親しまれています。
特徴
ローズマリーは、針状の細長い葉と、青紫や白、ピンクの小さな花を咲かせるのが特徴です。
葉には強い芳香があり、主な成分であるカルノシン酸やロスマリン酸、1,8-シネオールなどが抗酸化作用や抗炎症作用をもたらします。
また、乾燥や痩せた土地でも育つ強健さがあり、初心者にも育てやすいハーブです。
利用法
- 料理:肉や魚の臭み消しや風味付けに利用され、特にロースト料理や煮込み料理との相性が良いです
- ハーブティー:葉を乾燥させてティーとして飲用すると、リフレッシュ効果や消化促進が期待されます
- アロマテラピー:精油は集中力を高める効果があり、芳香浴やマッサージオイルとして利用されます
- クラフト:ドライフラワーやリース、サシェなどのクラフト素材としても人気があります
ハーブティー
ローズマリーを使用しているハーブティーはこちらです。
5月:グリーンブリーズ
8月:南国の夕日